初心者のFileMaker pro Q&A (旧掲示板)

bronco1212

Guest

カスタムメニューについて

broncoと申します。

まずは、環境等を記載します。
■使用環境
OS : Mac OS X
   FM : FileMaker pro advanced 15

セキュリティ管理で完全アクセス権のAdminとUserを作りました。
そしてカスタムメニューの管理でメニュー項目が[FileMaker Proについて]のみのカスタムメニューを作成し、カスタムメニューセットでは
作成した最小のメニューのみをセットしたカスタムメニューセットを作成しました。名前は「User専用」とします。
Userでファイルにログインした場合スクリプトなどを使って全てのレイアウトで上記で作成した「User専用」メニューセットが表示されるようにしました。

ここで質問なのですが、advancedを使用していると「ツール」メニューが表示され、完全アクセス権を与えているのでデバッカやカスタムメニューの変更が
出来てしまいます。FileMaker proをインストールする以外にadvancedを使用しつつ「ツール」を表示させない方法はあるのでしょうか？

ご教授宜しくお願い申し上げます。

Moz

Member

Re: カスタムメニューについて

［ツール］メニューを消すことはできません。
［完全アクセス］のアクセス権セットをユーザ（開発者以外の利用者）に与えることは可能な限り避けたほうが良いでしょう。
［完全アクセス］はデータベースに対してすべての権限を持つアカウントに付与するアクセス権セットです。

また、スクリプトデバッガやデータビューアを表示することはできても
アカウントが持つアクセス権セットに基づき利用が制限されます。

Last edited by Moz (2016-06-30 15:36:29)

bronco1212

Guest

Re: カスタムメニューについて

［ツール］メニューを消すことはできません。
［完全アクセス］のアクセス権セットをユーザ（開発者以外の利用者）に与えることは可能な限り避けたほうが良いでしょう。
［完全アクセス］はデータベースに対してすべての権限を持つアカウントに付与するアクセス権セットです。

また、スクリプトデバッガやデータビューアを表示することはできても
アカウントが持つアクセス権セットに基づき利用が制限されます。

Moz様

早速のご回答誠にありがとうございます。
やはり消せないのですね。ユーザに与える権限をもう一度見直します。
ありがとうございました。

Shin

Member

Re: カスタムメニューについて

User には、Kiosk モードを使わせれば如何でしょうか。メニューは一切出ませんので、与えられたボタンなどの動作に制限されます。

bronco1212

Guest

Re: カスタムメニューについて

User には、Kiosk モードを使わせれば如何でしょうか。メニューは一切出ませんので、与えられたボタンなどの動作に制限されます。

Shin様

developerユーティリティを使用したことがなく、Filemakerヘルプを見ながら設定してみましたが権限の設定やオプションなどかなり考慮しなくてはならないことが多そうですね。
しかし、上手く設定できればかなり使えそうです。試行錯誤してみます。
ありがとうございました。

Shin

Member

Re: カスタムメニューについて

一般ユーザーに完全アクセス権と与えるのは、絶対に止めといた方が良いです。最悪、パスワードを適当にいじられて開けなくなったとか、ファイルのテーブルを全部消されてしまうこともあり得ますよ。データを全て持ち出されてしまう事も有りますし。

ごく基本的なユーザーに対する設定は、
レコードの閲覧権限や編集権限、新規作成と削除権限を運用に合わせて設定。
フィールド定義、レイアウト、スクリプトの閲覧や実行権限を与え、変更権限を与えない。
レイアウトやスクリプト毎にアクセスさせたく無い物があればそれを制限する、という所でしょう。
さらに、メニュー表示の設定を良く忘れますが、今回は関係ない様ですね。
また、ネットワーク経由等でのアクセス許可の設定も必要です。

アクセス権セットの設定は、ファイル共有する時にはほぼ必須ですので、色々と研究してみてください。その際に、スクリプトに、再ログインで異なるユーザーに移れる様にしておくと、検証に便利ですよ。

Last edited by Shin (2016-07-01 10:55:11)

bronco1212

Guest

Re: カスタムメニューについて

一般ユーザーに完全アクセス権と与えるのは、絶対に止めといた方が良いです。最悪、パスワードを適当にいじられて開けなくなったとか、ファイルのテーブルを全部消されてしまうこともあり得ますよ。データを全て持ち出されてしまう事も有りますし。

ごく基本的なユーザーに対する設定は、
レコードの閲覧権限や編集権限、新規作成と削除権限を運用に合わせて設定。
フィールド定義、レイアウト、スクリプトの閲覧や実行権限を与え、変更権限を与えない。
レイアウトやスクリプト毎にアクセスさせたく無い物があればそれを制限する、という所でしょう。
さらに、メニュー表示の設定を良く忘れますが、今回は関係ない様ですね。
また、ネットワーク経由等でのアクセス許可の設定も必要です。

アクセス権セットの設定は、ファイル共有する時にはほぼ必須ですので、色々と研究してみてください。その際に、スクリプトに、再ログインで異なるユーザーに移れる様にしておくと、検証に便利ですよ。

Shinさま

返信が遅れまして大変申し訳ございません。

ご丁寧に解説とアドバイスを頂きまして、大変感謝しております。
ご指摘頂きました通り、確かに一般ユーザに完全アクセス権を与えると大きなリスクがありますね。
セキュリティに関しての知識は必須項目だと思っております。色々と研究してみて、今回のソリューションに反映させたいと思います。
細かなアドバイス誠にありがとうございました。