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先日、ローカルPC＋iPadでのP2P運用から、FileMakerCloudへ移行しました。
現在移行作業に伴う細かい修正を入れているのですが、いくつか疑問点があり、ウェブ検索しても解決できませんでした。お手数ですがご指導頂けませんでしょうか。
（1）
『csvデータをフォルダ別に管理してインポート/エクスポートする』といった概念は、FMCloudでも通用するのでしょうか。
FMのテーブルからcsvデータをエクスポート→別テーブルにcsvデータをインポートして追加、という流れを採用しており、これをCloud上でどのようにすべきか検討がつきません。
GoogleドライブやFTPソフトのようにデータを管理できるのかと思っていましたが、コンソール等にはそれらしいものが無く困惑しています。
【イメージしていたもの】
Cloud直下：アプリ本体
└子フォルダ（1）：明細書データ
└孫フォルダ（1）：2020年分
└孫フォルダ（2）：2021年分
└子フォルダ（2）：請求書データ
└孫フォルダ（1）：2020年分
└孫フォルダ（2）：2021年分
（2）
ローカルPCでは、PC内のドライブ名＋フォルダ名を指定してインポート・エクスポートを行っていましたが、FMCloudの場合はどのように指定すれば良いのでしょうか。
↓こちらが参考になるかと思ったのですが、どれのことかピンと来ません。
https://fmhelp.filemaker.com/help/18/fm … paths.html
（3）
起動時のスクリプトで、ローカルPCの指定フォルダにあるcsvデータを、FMCloudへインポートすることは出来るのでしょうか？
どれも根本的には同じ問題だと思うのですが、詳しく説明したページも見つからず困っています。参考になりそうなサイトや参考書でも構いませんので、ヒントを頂けますと幸いです。
説明がうまく出来ず、分かりづらい部分はご容赦ください。宜しくお願い致します。
※外出が多く、お返事が遅くなりがちなことを先にお詫び致します。
Offline
リンク先に「サーバーサイドスクリプトの場合、ファイルアクセスは「Documents」フォルダとテンポラリフォルダに制限されます。」
とありますから、使い捨てならテンポラリ、保存するならドキュメントですが...
3)何か問題ありますか？
ありがとうございました。
まずFMCloudが『サーバーサイドスクリプト』に該当するところから理解出来ていませんでした。
こちらのワードを元に調べてみます。
Offline
FMCloud で、サーバー側でドキュメントフォルダーへ保存してもあまり意味がないのでは。
csv ファイルの出し入れだけは、ローカルの PC で、今までと同じように行うようにしないといけないと思います。
Offline
Shin様
追加アドバイスありがとうございました。
【マスタ更新（毎朝1回）】
(1)別の基幹システムから『マスタ.csv』を出力
(2)『マスタ.csv』をFMCloudへインポート
こちらの処理に関しては、サーバ上でやる意味がないので、アドバイス通りローカルPCを使って操作しようと思っています。
今まではフォルダを指定して起動時スクリプトで自動インポートしていたので、同じようなことが出来ないか調べてみます。
【定番品発注（随時）】
上記とは別に、
(1)『T_定番品データ』に発注数量を入力し、入力されたレコードのみ『定番品発注データ_[スタッフ名]_yyyymmdd.csv』としてローカルPCにエクスポート
(2)『T_定番品データ』から入力された発注数量を全て削除する
(3)出力したcsvデータを、『T_発注データ（定番品と非定番品の総合発注データ）』に追加レコードとしてインポート
という処理がありまして、こちらに絡めて質問させて頂いたのですが、そもそもを勘違いしていました。
諸々調べてみて、同Appのテーブル間でのレコード入出力ができると気付きまして（レコードのインポート）、やってみたら無事動きました。UIだけ見て、同Appへの入出力は出来ないと思っていました。
こちらが出来れば、ローカルPCを使う処理はマスタ更新のみですので、何とかなりそうです。
お時間頂戴しまして申し訳ありませんでした。
Last edited by sic3605 (2020-12-09 12:02:02)
Offline
ローカルPCは、そのまま残るのですよね。
ローカルPCで FMCloud のファイルを開けば、今までほぼ同じ状況になります。
iPadで入力、ローカルPCへのデータ保存が最終目的でしたら、ローカルPCで定期的にレコードを監視し、新規のレコードを見つけたら書き出すという作業をささえるのが簡単でしょう。オンタイムスクリプトをインストール で簡単です。
ただし、常時 FileMaker pro を立ち上げ、そのファイルを開いておく必要があります。この意味では、FMCloud が必須かどうかわかりませんが。
また、システム設計上、
> 『T_定番品データ』に発注数量を入力し、入力されたレコードのみ『定番品発注データ_[スタッフ名]_yyyymmdd.csv』としてローカルPCにエクスポート
> 『T_定番品データ』から入力された発注数量を全て削除する
という動きは、好ましくないと思いますが。
さらにそのcsvファイルが、別のレコードとしてべつのテーブルへインポートされるのでしたら、そのcsvファイルの存在意義は？？？別のシステムと共有される？
私が作るとすると、
発注テーブル 明細テーブル 商品マスター
発注番号 = 発注番号 = g_発注番号
商品コード = 商品コード
数量
という構造にして、商品マスターそのものは触らせず、そこから明細テーブルの数量フィールドを関連フィールドとして入力作業を行わせますね。g_発注番号 はグローバルフィールドでも、グローバル変数を参照する計算フィールドでもいいです。これで、インポートなどの作業はすべて排除できますよ。
Last edited by Shin (2020-12-09 13:35:38)
Offline
Shin様
ご返信ありがとうございます。
今までFM用に使用していたローカルPCは、FMCloudへの移行で必要がなくなれば廃止予定です。
ピアツーピア接続をしていたのですが、どう対策してもiPadとの接続が頻繁に切れて使い物にならず、大変評判が悪かったのです。
また、これも今後サポートされない技術になってしまいましたので、思い切ってCloudへ移行しました。
朝一のマスタ更新に関しては、私や他スタッフに個々で支給されているPCがありますのでそこで行う予定をしています。
オンタイムスクリプトは使ったことが無かったので、使用例として大変勉強になりました。今後のために詳しく調べてみます。
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> 『T_定番品データ』に発注数量を入力し、入力されたレコードのみ『定番品発注データ_[スタッフ名]_yyyymmdd.csv』としてローカルPCにエクスポート
> 『T_定番品データ』から入力された発注数量を全て削除する
こちらに関しては、拙い知識でどうにか実装した処理でした。
同Appのテーブル間ではレコードのコピーが出来ないと思い込んでいたので、苦肉の策として、いったんローカルPCにエクスポート→FMへインポート→PCからファイル削除という回りくどいことをしていました。
しかし『レコードのインポート』スクリプトで出来ることに先ほど気付きましたので、上記の無駄な入出力は不要になりそうです。
Offline
まだ誤解が。
最大の好ましくない運用は、マスターテーブルに一時的なデータが入力され、それをあとから削除している、という動きです。
マスターテーブルのそれぞれのレコードは、マスターメンテナンス以外の作業では、絶対に触ってはいけないと思ってください。ですから、このレコードへの入力は原則おこなってはいけません。
また、もし、そのデータを削除している途中で強制終了（停電やネットワークの切断を含み）が起こった場合、レコードが破損する可能性があり、その後の業務に支障を与えます。
さらに、この構造の最大の欠陥は、複数のユーザーが同時に入力を行い、同じレコードにアクセスした場合、タイミングで別のユーザーによって書き換えられている可能性があることで、データの信頼性は非常に低いです。
Last edited by Shin (2020-12-09 13:59:45)
Offline
アドバイスありがとうございます。
『T_定番品データ』にある商品名や売価等の不変部分と、数量等の可変部分を、別テーブルとして分けて管理しないといけないということですね。
定番品自体もたまに増減するため、これが『マスタ』であるという意識が抜け落ちていました。確かに、複数人での作業もある中、マスタのフィールド内容を毎回弄ることは避けないといけなかったです。
もっと安全でスマートな構造に出来そうですので、アドバイスを参考に全体の構造自体を考え直してみます。
気付きが多かったです、本当にありがとうございました。
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